ご挨拶

 この度、第35回日本臨床スポーツ医学会学術集会を2024年11月16日(土)、17日(日)の2日間、新潟市(朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター)で開催させていただくことを大変光栄に感じております。新潟市での本学会の開催は2006年の第17回学術集会(荒川正昭先生会長)以来18年ぶりとなります。
 今回の学会のテーマは、「スポーツ医学の社会貢献」とさせていただきました。
 新型コロナが落ち着き種々の社会活動が再開されています。そして、以前にもまして健康に対する社会の関心が高まり、多くの人々が競技スポーツ、レクリエーショナルスポーツ、健康スポーツ、障がい者スポーツ、生涯スポーツなど様々な形でスポーツを行っています。
 スポーツ医学は医科学的な視点からスポーツの持つ様々な課題を考える学問領域であり、単にスポーツ外傷や障害の予防や治療だけでなく、スポーツ医学に関わる多くの人々による多職種連携によって豊かな社会を目指すために貢献することが求められていると思います。
 日本臨床スポーツ医学会は、医師、歯科医師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、看護師、アスレティックトレーナー、健康運動指導士、栄養士や学生などスポーツ医学にかかわる様々な領域の方々が会員として活動しています。今回の学会では、多くの研究発表やシンポジウム、様々な講演を通して意見交換を行うとともにスポーツ医学の社会貢献についても考えてみたいと思います。
 11月の新潟市は秋の深まりを感じさせるとともに新米やお酒、魚介など豊かな食材が一段と味わいを増す季節です。是非、多くの方々にお出でいただき学会参加と共に新潟の秋を楽しんでいただけたらと思います。

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