大会長挨拶

 この度第12回国際放射線神経生物学会大会を 2023年3月4日(土)、5日(日)の日程で新潟大学脳研究所中田記念ホール(新潟市)で開催する運びとなりました。
 対面での学会は 2019年以来、4年ぶりとなります。昨年度のWEB開催も成功裡に終わり、WEB開催の良さも実感されたことと思います。今後も海外との交流を考えた場合にも、積極的に取り入れるべきとも思っていますが、Hybrid型はまだ課題も多く、残念ながら今回は見送りとなりました。
一方、会場でそれぞれが発表以外の会話、議論、情報交換を行えるのが学会の良い点の一つでもあります。特に本学会のような放射線診断、放射線治療、脳外科学、神経内科学、精神医学をはじめとした臨床医学と、神経科学や放射線生物学、放射化学といった基礎科学が融合した学問分野の展開を目指す学会では、これまで知らなかった分野の先生方同士が知り合い、共同研究に発展することが大変重要なミッションになるとも思います。皆様が一堂に会し、共にscienceを語ることを願い、大会テーマはReUnionといたしました。再び結集し、一体感を持った大会にしたいと思います。
 放射線神経生物学はまだまだ若い研究分野であり、さらなる発展が期待されます。本大会を通じて、多くの分野を融合した新たな視点での研究が展開されることを期待しております。

 多くの皆様の発表・参加をお待ちしております。
新潟でお会いしましょう!

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