大会長挨拶

 この度、第13回日本外傷歯学会東日本地方会総会・学術大会を2023年4月23日(日)に日本歯科大学新潟生命歯学部キャンパスでWEB Live配信(4月23日)とオンデマンド(4月29日〜5月8日)での開催を予定しています。
 日本歯科医学会認定分科会である本学会の東日本地方会をお世話させていただくことになり、大変光栄に存じております。木村光孝理事長をはじめ、会員の皆様、関係各位に厚く御礼申し上げます。
 今回のテーマは「外傷歯学の過去と未来を再考する」です。これまでに積み重ねてきた過去の学術的根拠に基づいた現在から未来の医療技術を求めることについて再考し、外傷歯学を基盤とした近未来の歯科医療のあり方を発信していくことは本学会の目的でもあります。
 外傷歯に対する学術的な対応には、歯内療法、歯冠修復、生体材料(接着)、歯科放射線、口腔外科など様々な歯科専門分野が集結する必要があります。特に新しい基礎・臨床の知識や技術をアップデートするため日々の研鑽は重要です。そこで本州日本海側最大都市・新潟から東日本地方会を通して日本全国に向け、一般演題、教育講演、特別講演ならびに認定医更新セミナーなどの企画をし、会員の研鑽、情報・意見交換、国民の健康増進および福祉の向上に寄与したいと考えます。
 本学会が最新の学術的根拠に基づく医療の動向を知る上で、貴重な学術情報を提供することで、歯科医療に携わる多くの医療従事者から歯学部学生にも参加していただけるよう大会準備を進めていますので、皆様の参加を心よりお待ちしております。

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