ご挨拶

この度、第30回日本脳神経モニタリング学会を新潟市の「ホテルグローバルビュー新潟」にて開催させて頂きます。
今回のテーマは「術中モニタリングの uniformity と diversity の共有」にさせていただきました。
日本臨床神経生理学会の脳脊髄術中モニタリングの認定医、認定技師制度は、2024年度からいよいよ試験による認定が開始されます。
この認定試験の勉強のための礎になるようにと、2022年に「脳脊髄術中モニタリングの指針2022」が発刊されました。
認定医、認定技師に合格するためには、術中モニタリングの一般的な基礎知識、いわゆる uniformityを勉強し、経験することが必要であることは言うまでもありません。
しかし、術中モニタリング分野は、各施設での特殊なモニタリングやモニタリングを行う上での工夫やこだわりいう、いわゆるdiversityという側面も持っています。
今回の学会ではこの uniformity と diversity の両方を皆様で共有できる場になればと考えております。

術中モニタリングに携わる医師、検査技師、臨床工学士の皆様に多数ご参加いただいて、活発な議論をしていただければ幸いです。