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| 「輝ける未来への船出」 |
| このたび、第30回日本ワクチン学会・第67回日本臨床ウイルス学会合同学術集会を、新潟において、大学時代の同級生であり旧友でもある新潟大学国際保健学教室の齋藤玲子先生とともに主催できますことは、私にとって大きな喜びであり、また大いなる栄誉であります。このような貴重な機会をお与えくださった両学会の役員・会員の皆様に、心より感謝申し上げます。 本合同学会のテーマは「Explore Dream Discover ─ ウイルス・ワクチン学の輝ける未来のために ─」です。これは米国の作家Mark Twainの言葉として広く知られる「二十年後に悔やむのは、やったことよりもやらなかったことだ。だから安全な港から船出し、Explore(探求し)、Dream(夢を抱き)、Discover(発見する)のだ」という一節に由来しています。未知の感染症や多様な課題に対し、ワクチン学・ウイルス学の研究者や臨床家は、常に挑戦を重ね、数々の成果を生み出し、人類の幸福に大きく寄与してきました。その一方で、世界的に科学への懐疑や反駁の動きが拡大し、「ワクチン忌避」はその象徴ともなっています。私たちは、こうした逆風に対してこそ科学の力を結集し、社会に正しい価値を示していかなくてはなりません。 いま一度、感染症に挑み続ける意義を胸に刻み、この新潟の地から、皆で未来へ向けて船出しようではありませんか。 新潟は日本海に開かれ、豊かな自然と文化に育まれ、歴史的にも北前船交易や異文化交流を通じて発展してきた地域です。本学会もその精神を受け継ぎ、世代や専門の垣根を超えて自由闊達な議論が交わされ、新たな感染症対策の芽が育まれる場となることを願っております。 多くの皆様のご参加を、心より楽しみにお待ち申し上げます。 |
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