第67回日本臨床ウイルス学会
会長挨拶

2026年9月26(土)〜 27日(日)に、第67回日本臨床ウイルス学会学術集会を、新潟市で開催させていただきます。本学術集会は、前年に引き続き第30回日本ワクチン学会との合同開催といたします。ワクチン学会の会長は新潟大学医学部小児科の齋藤昭彦教授です。このような栄えある機会を与えてくださった、両学会の会長および会員の皆さまに心より御礼申し上げます。本大会を通じ、感染症の基礎・臨床・公衆衛生・ワクチンの諸分野が交わる場として、活発な議論と交流の機会を提供したいと考えています。

2025年札幌大会・会長の西條政幸先生と同様、私も若き日にJICA長期派遣医療専門家として、ザンビアで沼崎義夫先生のご指導を受けました。若かった私はウイルス学も、途上国での暮らしも全く分かっておらず、プロジェクトリーダーである沼崎先生にも、私を派遣してくれた鈴木宏先生にも、大変なご迷惑をかけてしまいました。しかしそのザンビアでの経験が、その後、私が感染症のプロジェクトで様々なアジアの国と関わる大きな基盤となりました。

今回の学会シンポジウムの主題を、アジア・アフリカにおける感染症にいたしました。日本が20年以上にわたりアジア・アフリカで構築してきたAMED感染症国際研究拠点連携プログラム(J-GRID+)の先生方を中心にお話しいただく予定です。これは新型コロナパンデミック後、国際往来の再活性化を背景に、本邦へのインバウンド旅行者や移住者が増え、輸入感染症のリスクが今後ますます高くなることを想定しています。

開催地の新潟は、米どころ・酒どころとして知られ、豊かな海の幸にも恵まれています。学術に全力で向き合いつつ、ぜひ本県自慢の日本酒やご飯、お魚をゆっくりご堪能ください。多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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