当番世話人挨拶

 このたび、第76回 日本消化器画像診断研究会を2022年9月23日(金)、24日(土)に新潟市の朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターにて開催させていただくことになりました。伝統ある本研究会のお世話をさせていただくことになり、大変光栄に存じますとともに、このような機会を与えていただきました世話人の先生方や会員の皆様に心より感謝申し上げます。
 本研究会は肝胆膵疾患の診療を専門とする消化器内科、消化器外科、放射線科、病理の医師が多数参加する極めてレベルの高い研究会です。一例一例を詳細に検討し、病理所見と付き合わせることで、得られた画像がどのような病理所見で成り立っているのか、画像からどのような病理像が想定されるかなど多くのことを学ぶことができます。また、熱いディスカッションだけでなく、全員懇親会では著名な先生と直接話ができ、全国の同じ志をもつ同世代の医師と交流できる非常に有意義な研究会でもあります。
 前回2020年9月開催予定であった第73回 日本消化器画像診断研究会の当番世話人に推薦していただき、開催準備を進めて参りましたが、2020年初頭から始まったコロナ禍の影響で、開催を断念せざるを得ませんでした。その後も開催中止が続きましたが、ようやく2022年3月 第75回 日本消化器画像診断研究会がハイブリッドで開催予定となっています。現時点では第5波のピークがすぎ、緊急事態宣言も解除され、一日の感染者数も全国で300名以下という状況が続いていますが、2021年冬には第6波が来るだろうとの予想もあります。2022年9月がどのような状況になっているか予想するのは困難ですが、十分な感染対策を行い、できるだけ現地開催できるよう準備を進めていきたいと思っています。
 新潟での開催は第11回(1989年)の渡辺英伸先生、第31回(1999年)の清水武昭先生に次いで3回目となります。9月の新潟はまだ残暑が厳しい時期でもありますが、皆様にとって有意義な研究会となるように、また新潟県のおいしい料理やお酒も楽しめるように準備を進めて参ります。
 是非とも多くの先生方のご来県をお待ちしています。よろしくお願いいたします。

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