大会長挨拶

 第29回 日本歯科色彩学会 総会・学術大会の大会長を仰せつかりました。これから粛々と大会の準備を進めて参りますので、何卒よろしくお願いいたします。
 過去を振り返りますと、約7年前の平成26年7月に第22回日本歯科色彩学会 総会・学術大会を本学・アイヴイホールで開催させていただきました。第8回 総会・学術大会が平成12年7月に本学で開催されましたので、令和4年7月31日開催予定の第29回 総会・学術大会は、本学における3回目の開催となります。
 今回のメインテーマは「歯科におけるカレント・カラーサイエンス」とさせていただきました。一般的な色彩研究は多領域に及び、いわゆる色彩学は発展の一途をたどっております。しかしながら、歯科における色彩研究は、本邦では最近低迷しているように思われます。世界に目を向けますと、Society for Color and Appearance in Dentistry (SCAD)という歯科における色彩と外観に特化した国際学術団体があり、2008年に設立されてから活発な学術活動を繰り広げているようです。そこで、本邦においても、本学会が中心となって歯科色彩学の発展を担っていかなければならないと考え、このようなメインテーマを掲げました。
 歯科学における色彩研究の対象は、一般的に、歯の色、修復材料の色、歯肉の色の他にも診療室環境の色など、多領域にわたります。さらに、「色」が患者さんの心理に影響を与えることもあります。今回は修復材料の色に特化し、基礎研究サイドと歯科臨床サイドの両面からカラーサイエンスを探求する所存であり、特別講演2演題を準備いたします。他に例年開催しております講習会2演題、そしてポスター発表を予定しております。
 2021年も暮れようとしている現在、オミクロン株の影響なのかじわじわと新規感染者が増えています。現地開催を前提に準備を進めますが、COVID-19感染症の感染拡大状況によってはWeb開催に方向転換を余儀なくされることもあり得ます。今はそうならないように祈るしかありませんが、来年7月、新潟の地で皆様とお会いできることを心から願っております。

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