平成20年度にスタートした教員研修会も、今回で14回目を迎えることになりました。
「より良い視能訓練士の教育のために」と題して、日本視能訓練士協会初代会長の川村 緑先生に教育講演をいただいた第1回研修会を端緒に、“養成校における教育レベルの向上と教育指導法の共有化、専任教員個々の指導スキルの向上”を目的に、教育現場が抱えるさまざまな問題点や新たな教育手法などを題材に取り組んでまいりました。さて、眼科医療の目覚ましい進展とともに視能訓練士の卒前教育においても習得すべき知識とスキルは飛躍的に増大し、内容も刻々と変化しているなかで、視能訓練士教育のよりどころとなる指定規則が19年ぶりに改正される運びとなりました。今後の卒前教育に何が必要なのか? 専門性をより高めることはもちろん、他職種との連携、眼科以外での活動領域の拡充など、視能訓練士の未来展望を確固たるものにしていくための重要な改正議論となるでしょう。 今回の研修会は、昨年に続いて「近未来の視能訓練士PartⅡ─視能訓練士教育の見直し─」として、指定規則改定の論点の一つである”多職種連携”という視点から、新潟医療福祉大学学長で神経内科医の西澤 正豊先生、チーム医療推進協議会代表で作業療法士の中村 春基先生、そして日本視能訓練士協会会長の南雲 幹先生に昨年に引き続いてご講演いただきます。教育現場の視点から視能訓練士の展望を考えるうえで、とても有意義な研修会になることを期待しています。 |
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〜 新しい視能訓練士教育をめざして 〜 本年度の教員研修会は、我々視能訓練士養成校教員の一番の関心事であります「指定規則の改正」に焦点を当てて開催いたします。 養成校教員のみならず、多くの視能訓練士に「近未来の視能訓練士」に関心を持っていただけるよう、全ての視能訓練士が参加可能な研修会といたします。 COVID-19の蔓延により昨年度よりオンライン(オンデマンド型)による新しい研修スタイルでの開催となりました。 2年目となります本年は、WEBページ内で意見交換ができるようオンラインの良さを実感できる工夫を凝らしたいと考えております。 多くの皆様にご参加いただけるよう教員研修ワーキンググループのメンバーが一丸となり準備にあたっております。 ご参加を、心よりお待ちいたしております。 |
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