新潟口腔ケア研究会

新潟口腔ケア研究会
2回新潟口腔ケア研究会

 平成19年9月9日に、新潟県内の口腔ケアに関心をもつ看護師、歯科衛生士や介護福祉士をはじめとする医療・介護従事者が約250名集まり、第2回新潟口腔ケア研究会が日本歯科大学新潟生命歯学部講堂で行われました。
 今回は、特別講演、教育講演に加え、一般演題に8題の応募があり、演者らは口腔ケアに関する情報交換や研究成果を発表しました。

 教育講演では日本歯科大学新潟生命歯学部耳鼻咽喉科教授 五十嵐文雄先生が演題「嚥下のしくみと障害」で、嚥下のしくみ、嚥下障害の原因、病態、嚥下障害の診断、評価について、実際の喉頭の動きを、ファイバースコープや嚥下造影の動画を用いて講演していただきました。

 特別講演では、新潟大学大学院口腔リハビリテーション学分野教授 山田好秋先生が演題「口腔リハビリテーション」で、筋感覚器、脳の加齢変化は機能が減退することであり、使用しないと廃用萎縮が起こり、口腔リハビリテーションを行うことで運動、感覚機能を刺激することが大切で、機能回復、機能維持が可能であると述べられました。

 講演後には、参加者から口腔リハビリテーションに効果的な口腔ケアの具体的な方法について、活発な意見交換が行われました。

 また、今年は要介護高齢者の口腔ケアや、嚥下機能訓練に関心が高いことから、口腔ケアの実際の方法や、セミナー方式の研修会の開催を考えております。
 なお次回、第3回新潟口腔ケア研究会は平成20年9月7日を予定しています。ホームページ上で演題募集、参加要項を更新しますので、多数の参加をお待ちしております。







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