ご挨拶

 この度、2022年6月9日、10日の両日にわたって新潟で開催されます第32回特定非営利活動法人日本顎変形症学会総会を担当させていただくことになりました。このような機会を与えて下さいました本学会会員の皆様に深く感謝を申し上げます。
 本学会の前身である日本顎変形症研究会が発足いたしましたのが1982年であり、2022年には40周年を迎えます。本総会が会員の皆様のご期待に応えて充実したものとなり、さらには本学会の目的でもある顎変形症における医療水準の高揚と次世代人材の育成に微力ながら寄与できるような実りの多い学術大会といたしたく考えておりますので、会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
 さて、本総会では「クオリティ・オブ・ライフの向上を目指してAiming to improve quality of life」をメインテーマといたしました。本学会は、これまで多くの先生方のご尽力により、顎変形症治療の普及と発展に大きな成果を挙げてまいりました。今後さらなる進歩、発展を遂げるには、広い視野から顎変形症の治療を見直すとともに、患者のクオリティ・オブ・ライフの向上が重要になってくるものと思います。そのような視点から、特別講演、教育講演ならびにシンポジウムを企画しております。本学術大会において、顎変形症に関する最新の診断・治療法や知見についての活発な意見交換や情報交換をしていただき、その成果を明日の臨床ならびに研究に大いに役立てていただきたいと思います。
 新潟は、豊かな自然に囲まれ、豊富な食材とその美味しさは目を見張るものがあります。うまい米、うまい米からできる銘酒、新鮮な海の幸など食の宝庫であります。熱い討議の後には、新潟の「うんめもん」をたくさん食していただき、初夏の新潟の魅力も十分に堪能していただきたいと願っております。多くの会員の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

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