会長挨拶
 新型コロナウイルスにより学術大会に制限が生じ、私たち甲北信越矯正歯科学会(以下 甲北信越)においても不自由な運営状況が続いております。しかし、学会事務を委託している業者の優秀なサポートにより、小さな地方学会というハンディカップをものともせず、甲北信越学術大会をはじめとする学会運営全体が滞りなく進捗していることにまずは心よりお礼申し上げます。

さて、令和4年2月28日より日本矯正歯科学会(以下 日矯)の理事長に就任された新潟大学 齋藤 功 前甲北信越会長の後任として、令和4年4月1日より甲北信越の会長を拝命させて頂きました。微力ながら甲北信越のために努力してまいる所存です。新理事会の動きとしましては、日本歯科大学新潟生命歯学部の寺田員人教授が副会長に就任されました。さらに、永年にわたり理事や会長をお勤めいただいた新潟県の澤 秀一郎先生がご退任、また理事としてお勤め頂いた日本歯科大学新潟生命歯学部の遠藤敏哉教授が大学の定年に合わせてご退任され、小林さくら子先生が日本歯科大学生命歯学部(東京)より新潟生命歯学部の教授としてお越しになられましたので理事に、松本歯科大学の川原良美准教授が代任期間終了後正式に理事として、また新潟県の長沼一雄先生が新任の理事として就任されましたことをご報告申し上げます。私の任期1年目の甲北信越学術大会は、ソーシャルディスタンスを確保するため朱鷺メッセで開催されます。さらに令和5年11月1、2、3日には、同朱鷺メッセで齋藤日矯理事長が大会長の日矯学術大会が開催されます。新型コロナが集束し、甲北信越ならびに日矯学術大会が日本全国より大勢の参加者が集える大会になることを期待いたします。雑誌の編集におきましても、優秀な編集委員が質の高い雑誌を会員の先生方にご提供できるよう査読・編集業務に励んでくださっております。日本の背骨にあたる山梨県、富山県、長野県、新潟県をエリアとする小さいながらもピリリと味のある学会です。会員の先生方、賛助会員の業者様、事務局、編集委員会、理事会、皆様のお力添えにより甲北信越矯正歯科学会がさらに発展することを願って私の挨拶とさせて頂きます。

甲北信越矯正歯科学会 会長 小幡 明彦