プログラム・日程表

2022年6月7日更新
ランチョンセミナー・スウィーツセミナーについて
ランチョンセミナー・スウィーツセミナーは密回避のため、チケット制に変更しました。
配布場所:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 2F総合案内周辺
配布時間:6月11日(土)8:00〜(なくなり次第配布を終了します)
     6月12日(日)8:30〜(なくなり次第配布を終了します)
※チケットはセミナー開始5分後に失効します。
※ランチョンセミナー2、6は能楽堂内飲食厳禁の為、セミナー終了後ロビーでの軽食提供と
 なります。
スーパーハイブリッド方式について  認定制度について
日程表  プログラム
〈指〉認定制度指定研修(申請時指定研修および更新単位)
〈専〉専門医申請者研修(更新単位ではありません)
〈DH〉日本歯科衛生士会認定更新研修
※企画プログラムや口演はライブでも配信します。
特別講演1
2022年6月11日(土)13:40〜14:40(60分)第1会場
現地
LIVE
オンデマンド
口腔顔面機能の評価に基づいて歯科治療を個別化する必要性とは何か?
Why we should personalize dental treatment based on the assessment of oro-facial function
【講演趣旨】
口腔顔面システムは生理学的老化プロセスの影響を受け、必然的に機能や能力の低下につながる。さらに、併存する全身疾患は、老化プロセスとともに口腔機能を低下させる。
現在、口腔顔面の健康状態を評価し、機能低下を判別するのに役立つ広く検証された使いやすい器具が不足している。また、顎運動や舌・口唇のトレーニングのように、特定の機能の維持またはリハビリテーションのための臨床管理戦略はあるものの、口腔顔面機能全体を改善するためのホリスティックな管理戦略はない。
歯科医療専門職種は、嚥下障害,および外傷性脳損傷、脳卒中、その他の神経変性によって低下した機能のリハビリテーションのために、経験に基づいた戦略の確立を急ぐ必要がある。
【この特別講演に参加すると】
口腔顔面機能についての理解が深まる。
欧州における最新の口腔顔面機能研究の情報が得られる。
高齢者の口腔顔面機能の維持とリハビリテーションの戦略について学ぶことができる。
【座長】小野 高裕(新潟大学大学院医歯学総合研究科包括歯科補綴学分野 教授)
【演者】Martin Schimmel
(Department of Reconstructive Dentistry and Gerodontology, University of Bern)
特別講演2
2022年6月12日(日)11:40〜12:40(60分)第1会場
現地
LIVE
オンデマンド
口腔と他臓器との関連 その医学的根拠 ─ 新潟市高齢者コホート研究 ─
【講演趣旨】
超高齢社会に対処するため,高齢者歯科においても,歯科学のみならず,医学,栄養学,社会学等もまじえた学際的アプローチが求められている。そのような背景の中で,新潟市では70歳と80歳の住民763名を対象に口腔および全身健康状態に関する健康調査を実施した。その後,70歳の対象者600名に対しては80歳までの10年間のコホート研究を継続した。本調査では我々歯科関係者がマネジメントし,医科,栄養,運動,感染症等の専門家も加わる形で,それぞれの視点から歯・口腔を中心とした研究テーマを設定した。その結果,口腔の健康は栄養,運動,生活習慣病,メンタルヘルス等に対し影響を及ぼし合っていることが明らかになってきた。
【この講演に参加すると】
医学的根拠に対する理解が深まる。
学際的研究の価値について理解が深まる。
口腔健康状態と全身的健康状態の関連性に関する知識が得られる。
【座長】岩﨑 正則(東京都健康長寿医療センター研究所 研究副部長)
【演者】葭原 明弘(新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野 教授)
シンポジウム1:学術委員会
2022年6月11日(土)8:50〜10:40(110分)第1会場
現地
LIVE
オンデマンド
【シンポジウムテーマ】
口腔機能低下症に関するワークショップの成果報告
【シンポジウム趣旨】
口腔機能低下症に関する現時点での課題と論点を抽出・整理し,日本老年歯科医学会として取り組むべき方針を決定することを目的として,2021年12月26日に「口腔機能低下症とオーラルフレイルに関するワークショップ」を開催した。本シンポジウムでは,ワークショップ内で議論された「口腔機能低下症の有病率・カットオフ値」,「検査法の種類と選択・代替法」,「今後の展望・戦略と縦断研究・介入研究」等の項目について成果を報告し,その成果を踏まえた上での学会が口腔機能低下症について取り組むべき今後の課題について,学会員の皆様と議論する。
【このシンポジウムに参加すると】
口腔機能低下症の置かれている現状を把握し,問題点を知ることができます。
本学会が取り組むべき口腔機能低下症の課題を理解し,今後の診療,研究において何をすべき
 かが明確になります。
【座長】水口 俊介(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学 教授)
    池邉 一典(大阪大学大学院歯学研究科有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野 教授)
【演者】上田 貴之(東京歯科大学老年歯科補綴学講座 教授)
    松尾 浩一郎(東京医科歯科大学大学院地域・福祉口腔機能管理学分野 教授)
    古屋 純一(昭和大学歯学部高齢者歯科学講座 准教授)
【指定発言者】櫻井 薫(こばやし歯科クリニック 顧問)
       小嶺 祐子(厚生労働省医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室 室長)
       石黒 幸枝(米原市地域包括医療福祉センターふくしあ)
シンポジウム2:学術用語委員会
2022年6月11日(土)10:50〜11:50(60分)第1会場〈指〉
現地
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【シンポジウムテーマ】
日本人の食事摂取基準を咀嚼する〜栄養の概念から2020年版のポイントまで〜
【シンポジウム趣旨】
「日本人の食事摂取基準」は,国民の健康の保持・増進,生活習慣病の予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準を示すものである。健康日本21(第二次)では,生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底を図るとともに,社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上を図ることなどが基本的な方向性として掲げられている。超高齢社会における新たな食事摂取基準として,2020年版では健康寿命の延伸を念頭におき,健康の保持,増進,生活習慣病のみならず,高齢者の低栄養・フレイル予防を新たに視野に入れて策定された。本シンポジウムでは,2020年版での改定ポイントと食事摂取基準を踏まえた高齢期の食生活指導について理解することを目的として,専門家によるシンポジウムを企画した。
【このシンポジウムに参加すると】
このシンポジウムに参加すると,「日本人の食事摂取基準2020年版」の基本的な知識が身につきます。生活習慣病予防に加えて低栄養予防・フレイル予防の観点から,高齢者の食生活での注意点がわかります。高齢期の食事摂取基準について理解を深めることにより,咀嚼障害や摂食嚥下障害を有する者や糖尿病などを有する患者に対する食生活指導の質の向上を図ることができます。
【座長】大久保 真衣(東京歯科大学口腔健康科学講座摂食嚥下リハビリテーション研究室 准教授)
「『日本人の食事摂取基準(2020年版)』の概要と特徴」
【演者】瀧本 秀美(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所栄養疫学・食育研究部 部長)
「『日本人の食事摂取基準(2020年版)』に基づく高齢者歯科保健対策」
【演者】三浦 宏子(北海道医療大学歯学部保健衛生学分野 教授)
シンポジウム3:国際渉外委員会
2022年6月11日(土)14:50〜16:10(80分)第1会場
現地
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オンデマンド
【シンポジウムテーマ】
口腔機能に関する知見を国際的に共有する
Share the knowledge of oral function for future research development
【シンポジウム趣旨】
2016年に本会が提唱した口腔機能低下症は,2018年に保険収載され,GerodontologyにもPosition Paperとして掲載された。その後,日本国内では,Oral hypofunctionに関する研究が多く発表されるようになってきた。2022年には,本学会の公式英文誌であるGerodontologyでOral hypofunctionのSpecial Issue(特集号)が発刊される。
そこで,本シンポジウムでは,GerodontologyのChief EditorであるMurray Thomson先生,ヨーロッパで先駆的に口腔機能の研究を行っているMartin Schimmel先生を交えて老年歯科医学における口腔機能について知見を交換し議論していく。
【このシンポジウムに参加すると】
国内外における口腔機能/口腔機能低下症に関する研究の動向がわかる。
国内外における高齢者の口腔機能/口腔機能低下症に関する考え方が理解できる。
【座長】池邉 一典(大阪大学大学院歯学研究科有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野 教授)
    金澤 学(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔デジタルプロセス学分野 教授)
「Reflections on the life course journey to oral health in old age」
【演者】Murray Thomson(Department of Oral Sciences, University of Otago, Professor
    of Dental Epidemiology and Public Health)
「Trends and challenge of oral functional assessment in Europe」
【演者】Martin Schimmel(Department of Reconstructive Dentistry and Gerodontology,
    University of Bern, Chairman at Department of Reconstructive Dentistry and
    Gerodontology)
「Intervention effects on oral hypofunction and oral dysfunction in older adults」
【演者】松尾 浩一郎(東京医科歯科大学大学院地域・福祉口腔機能管理学分野 教授)
シンポジウム4:学術委員会
2022年6月11日(土)16:20〜17:40(80分)第1会場
現地
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オンデマンド
【シンポジウムテーマ】
生涯における口腔機能の維持を考える 〜青年期から壮年期には何が起こっているのか?〜
【シンポジウム趣旨】
平成30年度,口腔機能管理の充実を目的に,口腔機能発達不全症と口腔機能低下症が同時に歯科医療保険に新規収載されました。このことにより,乳幼児期からの口腔機能の成育,高齢期での口腔機能低下予防への取り組みが進んでいます。しかしながら,それぞれの対象年齢の間にある青年期〜壮年期においても,口腔機能の問題を有する者が一定数存在すると考えられますが,その実態は明らかではありません。本シンポジウムでは,青年期から壮年期の口腔機能の問題やその背景因子について各方面の専門家からお話を伺い,口腔機能低下症の予防に何が必要かについて,若年期からの心身の状態や環境を含めた総合的な見地から検討します。
【このシンポジウムに参加すると】
顎や咬合の発達が成人期以降にどのように影響するかを理解できます。
口腔機能低下症の全身的なリスク因子についての知識が身につきます。
口腔機能発達不全症と口腔機能低下症の間の継続的な口腔健康管理の必要性を学べます。
【座長】池邉 一典(大阪大学大学院歯学研究科有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野 教授)
    田村 文誉(日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 教授)
「口腔機能発達不全症の診断に該当する成人の問題とは」
【演者】田村 文誉(日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 教授)
「小児期の気道通気状態から顎咬合の発育を考える」
【演者】山﨑 要一(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児歯科学分野 教授)
「重症心身障害児者から学ぶ口腔機能低下」
【演者】田沼 直之(東京都立府中療育センター小児科 部長)
「高齢者に至る全身状態の変化をもとに口腔機能低下の予防を考える」
【演者】丸山 道生(田無病院 院長)
シンポジウム5:多職種連携委員会
2022年6月11日(土)8:50〜10:40(110分)第2会場
現地
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【シンポジウムテーマ】
地域包括ケアシステム構築まであと3年! 〜 他職種の業務と視点を理解して連携に活かそう
【シンポジウム趣旨】
団塊の世代が75歳以上となる2025年まであと3年と迫るなか,地域包括ケアシステムの構築が急がれているが,その進捗状況は地域により大きく異なっている。また,地域により連携のニーズが異なるので,他の地域における先進事例は参考にはなるが,実際に活用することは難しいとのご意見もいただく。
そこで,今回は多職種連携の基本のうち「他職種の業務内容と患者(利用者)に対する視点の違い」を理解して連携に活かすことを目的にシンポジウムを企画した。模擬症例の検討では,ご参加の皆様による積極的なご発言をお願いしたい。
【このシンポジウムに参加すると】
地域包括ケアにおける他職種の業務について理解できます。
症例検討を通じて多(他)職種の視点を理解できます。
地域包括ケアにおける歯科の役割について参加者で考えて共有します。
【座長】岩佐 康行(原土井病院歯科 副院長/摂食・栄養支援部 部長)
    渡部 芳彦(東北福祉大学健康科学部医療経営管理学科 教授)
「2040年問題に向けた摂食嚥下センターの立ち位置と歯科医師の役割」
【演者】我妻 將喜(医療法人社団徳風会高根病院摂食嚥下センター長 外科部長)
「シームレスな栄養管理と管理栄養士の役割」
【演者】本川 佳子(東京都健康長寿医療センター研究所自立促進と精神保健研究チーム 研究員)
「ケアマネジャーの業務について」
【演者】白木 裕子(株式会社フジケア 取締役社長)
シンポジウム6:認知症
2022年6月11日(土)10:50〜12:20(90分)第2会場〈専〉
現地
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【シンポジウムテーマ】
認知症の人の歯科治療:地域特性に合った連携とは
【シンポジウム趣旨】
認知症施策推進大綱においても歯科における認知症対応力向上を進めている一方で,未だ実際の地域連携が進んでいるとはいえません。“認知症の人の歯科治療”を,診療報酬を算定できるプレパレーションに留まるものではなく,“歯科医師・歯科衛生士が関わるすべての取り組み”ととらえるならば,“認知症の人の口腔の諸問題に関する地域での連携”を推進するために私たちには何ができるでしょうか。本シンポジウムにおいては,認知症の人の生活支援をするために,口腔の健康と食を通じて,クリニックの枠を越えて様々な社会資源と連携しながら歯科医師・歯科衛生士ができる取り組みについて,地域特性も踏まえながら,これからの可能性について議論したいと思います。
【このシンポジウムに参加すると】
認知症の人の生活をとりまく地域の医療介護保険福祉の連携のあり方について理解が深まる。
認知症の人の生活を支える在宅診療,社会的処方の考え方について理解が深まる。
地域特性に応じた,口腔の健康と食を通じた認知症の人の生活支援への歯科の取り組みが
 理解できる。
医療介護関係者の口腔の健康に対する知識関心のゆるやかな醸成につながる。
【座長】枝広 あや子(東京都健康長寿医療センター研究所 研究員)
    高田 靖(東京都豊島区歯科医師会 副会長)
「老年科医の立場からみた認知症診療のトレンドと医科歯科連携」
【演者】山口 潔(医療法人社団創福会ふくろうクリニック等々力 理事長)
「社会資源が多くない地域の連携」
【演者】澤田 弘一(鏡野町国民健康保険上齋原歯科診療所 所長)
「【東京都大田区】特別養護老人ホーム摂食嚥下指導事業について」
【演者】細野 純(細野歯科クリニック 院長)
シンポジウム7:医工連携シンポジウム
2022年6月11日(土)14:50〜16:10(80分)第2会場〈専〉
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【シンポジウムテーマ】
高齢者歯科医療のためのICT
【シンポジウム趣旨】
高齢者歯科分野においてもICT技術を用いた口腔衛生管理・食事の見守りやモバイルデバイスを用いた口腔機能評価などの取り組みが始まっている。また,コロナウイルス感染症の拡大を受けて,オンライン歯科診療や摂食嚥下リハビリテーションなども行われるようになってきた。今後,このようなデジタル技術の応用はさらに拡がっていくと考えられ,パラダイムシフトに対応することが求められる。一方で,情報ネットワークにおけるセキュリティといった留意すべき点もあるだろう。本シンポジウムでは,高齢者歯科にかかわるオンライン診療や評価の実際,ICTシステム・セキュリティに関する最新技術や注意点について4名の先生方にご講演いただきます。
【このシンポジウムに参加すると】
高齢者歯科におけるICTの最新情報を得ることができる。
オンライン診療の実際を理解することができる。
情報セキュリティに関する注意点を把握することができる。
【座長】佐々木 誠(岩手大学理工学部バイオ・ロボティクス分野 准教授)
    堀 一浩(新潟大学大学院医歯学総合研究科包括歯科補綴学分野 准教授)
「XR技術を用いた介助歯磨きスキル訓練システム」
【演者】佐々木 誠(岩手大学理工学部バイオ・ロボティクス分野 准教授)
「モバイル機器を用いた咀嚼能率および舌苔付着度の画像解析」
【演者】大川 純平(新潟大学大学院医歯学総合研究科包括歯科補綴学分野 助教)
「摂食嚥下障害に対するオンライン診療について」
【演者】原 豪志(神奈川歯科大学障害者歯科学分野 診療科 准教授)
「高齢者オンライン医療におけるセキュリティ上の注意点」
【演者】丸山 司郎(新潟大学情報基盤センター 特任教授)
シンポジウム8:ガイドライン委員会
2022年6月11日(土)16:20〜17:40(80分)第2会場〈指〉
現地
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【シンポジウムテーマ】
急性期脳卒中患者の口腔管理に関するガイドライン
【シンポジウム趣旨】
急性期の脳卒中患者に対する口腔管理が重要であることは示されてきているが,全身疾患をもつ患者に対する歯科介入には都市伝説のような情報がまかり通っていることがある。したがって,実際の介入に対する標準化のもととなるエビデンスの現状を整理する必要がある。本シンポジウムでは,現在作成中の急性期脳卒中患者の口腔管理に関するガイドラインのうちいくつかのCQを紹介し,エビデンスがどこまで集積されているか,および今後どのようなエビデンスが必要かなどを考えてみたい。
【このシンポジウムに参加すると】
急性期脳卒中患者への口腔管理のあり方が理解できる。
急性期脳卒中患者への更なる医科歯科連携の推進のための情報を得ることができる。
【座長】戸原 玄(東京医科歯科大学摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授)
    堀 一浩(新潟大学大学院医歯学総合研究科包括歯科補綴学分野 准教授)
「脳卒中急性期の抜歯は脳卒中の再発のリスクファクターか?」
【演者】大橋 伸英(札幌医科大学医学部衛生学講座/口腔外科学講座 助教)
「急性期脳卒中患者に対する早期からの口腔衛生管理は有益か?」
【演者】吉見 佳那子(東京医科歯科大学摂食嚥下リハビリテーション学分野 特任助教)
「脳卒中急性期患者の口腔ケアの頻度や一回にかける時間は,どの程度が望ましいか?」
【演者】山口 真広(福岡歯科大学高齢者歯科学分野 講師)
「歯周疾患は,脳卒中発症と関連性があるか?」
【演者】水谷 慎介(九州大学大学院歯学研究院附属OBT研究センター 准教授)
シンポジウム9:スポンサードシンポジウム(共催:株式会社ロッテ)
2022年6月12日(日)9:00〜10:00(60分)第1会場〈専〉
現地
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オンデマンド
【シンポジウムテーマ】
咀嚼研究の最新像
【シンポジウム趣旨】
 咀嚼は,動物が生きていくために欠かせない摂食機能の中でも重要な役割を果たしています。このような観点から,近年,咀嚼を口腔機能にとどめず,全身の健康や脳機能,嚥下機能との関連を焦点としたトランスレーショナルな研究が行われてきています。本シンポジウムでは,口腔生理学,摂食嚥下リハビリテーション学,歯科補綴学,高齢者歯科学といった多角的な視点で咀嚼機能に関わる研究内容をレビューし,3名の先生方から咀嚼と全身との関連を,最新の研究結果とともにわかりやすくご講演いただきます。
【このシンポジウムに参加すると】
咀嚼機能と全身との関連を理解することができる。
口腔生理学,摂食嚥下リハビリテーション学,歯科補綴学,高齢者歯科学といった多角的な
 視点から咀嚼機能を考えることができる。
咀嚼機能の評価,維持向上の重要性を理解することができる。
【座長】井上 誠(新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授)
    山村 健介(新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔生理学分野 教授)
「咀嚼と脳機能―たべることが脳にもたらす変化―」
【演者】長谷川 陽子(新潟大学医歯学総合病院義歯診療科 講師)
「咀嚼能力と全身健康―咀嚼チェックガムを用いた咀嚼能力評価―」
【演者】濵 洋平(東京医科歯科大学高齢者歯科学分野 助教)
「咀嚼嚥下のプロセスを生体記録と食塊物性から評価する」
【演者】真柄 仁(新潟大学医歯学総合病院 講師)
シンポジウム10:在宅歯科医療委員会
2022年6月12日(日)10:10〜11:30(80分)第1会場〈指〉
現地
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オンデマンド
【シンポジウムテーマ】
機能改善を望めない高齢患者の歯科診療指針策定のためのケーススタディ
【シンポジウム趣旨】
従来は、歯科疾患の予防や咬合の維持、再構築は口腔機能を支え、QOLの維持や、生命予後をも延伸させると考えてきた。しかし、生命予後がある程度確定した時期においては、上記の取り組みは、意味を持たず、歯科疾患の発症をある程度受け入れざるを得ない時期が訪れる。また、歯科疾患が口腔機能や全身状態に重大な影響をしないうちに生命が尽きることが予想される場合には、歯科治療をしないことや、咬合の再構成をしないこともある。このような、機能改善を望めない時期に対する、歯科診療のガイドラインは存在しないが、諸家によって意見も分かれることと思われる。本シンポジウムでは,経験の豊富な4名の講師から,活動の経験をお話しいただいた上で,具体的なケースに関して,総合討論を行い,「機能改善を望めない高齢患者の歯科診療指針策定」につなげたいと思う。
【このシンポジウムに参加すると】
人生の最終段階における口腔内の状態を知る。
機能改善を望めない高齢患者に対する歯科医療の目標を考える。
【座長】佐藤 裕二(昭和大学歯学部高齢者歯科学講座 教授)
    小玉 剛(日本歯科医師会 常務理事)
【演者】菊谷 武(日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック教授)
    猪原 光(猪原歯科・リハビリテーション科 訪問診療部長)
    花形 哲夫(花形歯科医院 院長)
    三木 次郎(三木歯科医院 院長)
シンポジウム11:特任委員会(病院歯科)
2022年6月12日(日)14:10〜16:00(110分)第1会場〈指〉
現地
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オンデマンド
【シンポジウムテーマ】
高齢者を支える病院歯科の普及について語り合おう!
【シンポジウム趣旨】
高齢者に対応する病院歯科の普及について,ベテラン歯科医師と若手歯科医師でシンポジウムを行う。ベテランには,病院歯科という雇用を創出・拡充するために実践してきたこと,今後の展望・現在の問題点について提示していただき,若手には現在の病院歯科活動の実際と,病院歯科で勤務するのに必要な知識・技術について,病院歯科勤務希望の若手歯科医師の参考になるよう紹介いただく。これらの話を基に討論を実施し,現時点で病院歯科の普及を妨げていることや,今後の課題を明確化し,日本老年歯科医学会としての病院歯科に関するステートメントを作成したいと考えている。
【このシンポジウムに参加すると】
高齢者に対応する病院歯科について理解できる。
病院歯科における医科歯科連携・地域医療連携について理解できる。
【座長】大野 友久(浜松市リハビリテーション病院歯科 部長)
「市中病院と関連施設での病院歯科の展開」
【演者】 岩佐 康行(原土井病院歯科 副院長/摂食・栄養支援部 部長)
「大学病院と市中病院での病院歯科の展開」
【演者】曽我 賢彦(岡山大学病院医療支援歯科治療部 准教授)
「市中病院と地域における病院歯科活動」
【演者】長谷 剛志(公立能登総合病院歯科口腔外科 部長)
「医学部歯科口腔外科での病院歯科活動」
【演者】 岡本 美英子(藤田医科大学医学部歯科・口腔外科学講座 助教)
「市中病院で医師から求められる歯科医師になるために」
【演者】松村 香織(公立八女総合病院歯科口腔外科 医長)
シンポジウム12:支部・地域保健医療福祉委員会
2022年6月12日(日)9:40〜11:30(110分)第2会場〈指〉〈専〉
現地
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オンデマンド
【シンポジウムテーマ】
地域包括ケアにおける高齢者栄養支援に歯科はどうかかわるか?
【シンポジウム趣旨】
2014年に医療介護総合確保推進法が整備され,その中で地域包括ケアシステム構築が謳われた。2025年を目途に,重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう,住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が進められている。本システムは,保険者である市町村や都道府県が,地域の自主性や主体性に基づき,地域の特性に応じて作り上げていくことが求められている。本シンポジウムでは,高齢者栄養支援に関して歯科との連携が重要視される中,その体制づくりなどを「地域包括ケア」をキーワードに地域特性などを踏まえ情報交換する。
【このシンポジウムに参加すると】
地域包括ケアについて理解が深まる。
地域での高齢者栄養支援体制の在り方についての情報を得られる。
地域特性を活かした歯科と高齢者栄養支援との連携について学ぶことができる。
【座長】平野 浩彦(東京都健康長寿医療センター 歯科口腔外科部長/研究所研究部長)
    糸田 昌隆(大阪歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科/医療保健学部 教授)
「口腔保健センターと栄養ケアステーションとの連携」
【演者】高田 靖(東京都豊島区歯科医師会 副会長)
「地域基幹病院栄養部門と地域歯科医療機関との連携」
【演者】真井 睦子(栗山赤十字病院医療技術部栄養課 栄養指導係長)
「地域高齢者の低栄養を防止せよ!〜歯科から始まる“社会的処方”と“通いの場”へのかかわり方〜」
【演者】丸岡 三紗(まんのう町国民健康保険造田歯科診療所 歯科衛生士)
シンポジウム13:歯科衛生士関連委員会
2022年6月12日(日)14:10〜16:00(110分)第2会場〈DH〉
現地
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オンデマンド
【シンポジウムテーマ】
歯科衛生士のリサーチマインド 〜高齢者への根拠ある口腔健康管理の実践を目指して〜
【シンポジウム趣旨】
これからの歯科衛生士には,根拠ある口腔健康管理の実践のため,研究によりエビデンスを創出することが求められている。日々の臨床において生じた疑問を解決する視点,すなわち「リサーチマインド」を持つことが,最終的には対象者のQOLに寄与することとなる。しかし,一方で,歯科衛生士が研究を進める上では,研究の環境等の障壁が存在しているのも事実である。 本シンポジウムでは,特に老年歯科医学に関連する分野で研究に取り組む歯科衛生士が,研究の視点,研究の意義と臨床への応用について紹介し,研究上の課題や目指すべき方向性を提言することによって,今後の歯科衛生士の研究活動の発展につなげたい。
【このシンポジウムに参加すると】
歯科衛生士が研究に取り組む目的,社会的意義への理解が深まる。
歯科衛生士が取り組む研究の具体像を理解できる。
高齢者歯科保健の実践から生じたクリニカル・クエスチョンを,リサーチ・クエスチョンに
 発展させる過程を理解できる。
【座長】伊藤 加代子(新潟大学医歯学総合病院口腔リハビリテーション科 病院講師)
    森下 志穂(明海大学保健医療学部口腔保健学科 助教)
「エビデンスを活用する側から創出・発信する立場へ―歯科衛生士が研究に取り組むために―」
【演者】小原 由紀(東京都健康長寿医療センター研究所自立促進と精神保健研究チーム 専門副部長)
「リサーチマインドを持つ歯科衛生士を目指して」
【演者】末永 智美(北海道医療大学病院 歯科衛生士)
「歯科衛生研究が『伝わる』一言になる!地域での実践例」
【演者】三好 早苗(広島大学大学院医系科学研究科公衆口腔保健学研究室 客員講師)
「私が目指す研究との向き合い方〜気づき,学び,そしてつながり〜」
【演者】中山 良子(岡山市立市民病院診療技術部リハビリテーション技術科 勤務)
共催セミナー
ランチョンセミナー1
2022年6月11日(土)12:30〜13:30(60分)第1会場
現地
LIVE
オンデマンド
「咀嚼によるメタボ予防とオーラルフレイル・フレイル予防」
【座長】増田 裕次(松本歯科大学総合歯科医学研究所顎口腔機能制御学部門 教授)
【演者】松尾 浩一郎(東京医科歯科大学大学院地域・福祉口腔機能管理学分野 教授)
【演者】堀 一浩(新潟大学大学院医歯学総合研究科包括歯科補綴学分野 准教授)
共催:シャープ株式会社,株式会社フードケア,東京医科歯科大学JST-SICORP(JPMJSC1813)
ランチョンセミナー1では、カムカム弁当を食べながら咀嚼計 bitescanを試していただく
モニターを募集しています。
詳細・申し込みは下記からお願いします。
ランチョンセミナー bitescan測定デモ参加者募集について
ランチョンセミナー2
2022年6月11日(土) 12:30〜13:10(40分)第2会場
現地
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オンデマンド
「超高齢社会におけるS-PRGフィラー含有歯科材料への期待」
【演者】猪越 正直
    (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
     高齢者歯科学分野 講師)

共催:株式会社松風
ランチョンセミナー2
ランチョンセミナー3
2022年6月11日(土) 12:30〜13:30(60分)第3会場
現地
LIVE
オンデマンド
「サクサク!パリパリ!もぐもぐ!『食べる』豊かさと生きる質」
【座長】上田 貴之(東京歯科大学老年歯科補綴学講座 教授)
【演者】長谷 剛志(公立能登総合病院歯科口腔外科 部長)

共催:株式会社クリニコ
ランチョンセミナー3
ランチョンセミナー4
2022年6月11日(土) 12:30〜13:30(60分)第4会場
現地
LIVE
「新しい咬合力計測システムについて」
【座長】池邉 一典(大阪大学大学院歯学研究科有床義歯補綴学・
          高齢者歯科学分野 教授)
【演者】平野 浩彦(東京都健康長寿医療センター 歯科口腔外科部長)

共催:住友理工株式会社
ランチョンセミナー4
ランチョンセミナー5
2022年6月12日(日) 13:00〜14:00(60分)第1会場
現地
LIVE
「健康長寿 鍵は“食力” 〜オーラルフレイル予防の狙い〜」
【座長】平野 浩彦
    (東京都健康長寿医療センター病院歯科口腔外科部長,
     研究所研究部長)
【演者】飯島 勝矢
    (東京大学高齢社会総合研究機構 機構長/
     未来ビジョン研究センター 教授)

共催:サンスター株式会社
ランチョンセミナー5
ランチョンセミナー6
2022年6月12日(日) 13:00〜13:40(40分)第2会場
現地
LIVE
オンデマンド
「歯科衛生士と歯科医師,薬学研究者がコラボした新製品開発秘話
 〜新型コロナとドライマウス対策で発明した革新的な口腔ケア用品〜」

【座長】野原 幹司
    (大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能治療学教室 准教授)
【演者】阪井 丘芳
    (大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能治療学教室 教授)

共催:アース製薬株式会社
ランチョンセミナー6
ランチョンセミナー7
2022年6月12日(日) 13:00〜14:00(60分)第3会場
現地
LIVE
「咀嚼を測る・鍛える:グミゼリーの活用法とその効果」
【座長】木戸 寿明(新潟県歯科医師会 常務理事)
「臨床で咀嚼能率測定をどう活用するか」
【演者】村上 和裕(新潟大学大学院医歯学総合研究科包括歯科補綴学分野 助教)
「咀嚼能力と全身の健康との関わり」
【演者】高阪 貴之(大阪大学大学院歯学研究科有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野 助教)

共催:UHA味覚糖株式会社
スウィーツセミナー
2022年6月11日(土)14:50〜15:50(60分)第4会場
現地
LIVE
「義歯安定剤の選択方法と患者さんへの説明の仕方のポイント」
【座長】櫻井 薫(こばやし歯科クリニック 顧問)
【演者】上田 貴之(東京歯科大学老年歯科補綴学講座 教授)

共催:グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・
   ジャパン株式会社
スウィーツセミナー
Meet the President:理事長としゃべり場 多職種会員との交流会
2022年6月12日(日)10:40〜11:30
「高齢者のために老年歯科は多職種とどのように連携すればいいのか?」
口演・ポスター
課題口演
現地
LIVE
 課題口演1「地域包括ケアシステム」
 2022年6月11日(土)8:50〜10:10 第4会場
 課題口演2「口腔機能低下症」
 2022年6月11日(土)10:30〜11:50 第4会場
優秀ポスター賞コンペティションポスター発表
現地
オンデマンド
 2022年6月11日(土)15:00〜16:00 2Fホワイエ
一般演題(口演発表)
現地
LIVE
オンデマンド
 2022年6月11日(土)、12日(日)第3会場
一般演題(ポスター発表)
オンデマンド
認定医審査ポスター
現地
オンデマンド
 2022年6月10日(金)15:15〜16:45 2Fホワイエ
摂食機能療法専門歯科医師審査ポスター
現地
オンデマンド
 2022年6月10日(金)17:00〜18:00 2Fホワイエ
摂食機能療法専門歯科医師更新ポスター
オンデマンド
 オンデマンド配信

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