ご挨拶

 
第34回日本臨床整形外科学会学術集会を2021年(令和3年)9月19日(日)、20日(月)に新潟県臨床整形外科医会が担当して開催させていただきます。
整形外科医療が多くの方々にとって魅力的になることと新潟の朱鷺を合わせて「トキめき学会・新潟」とさせていただきました。
私が整形外科医になった1980年代の整形外科は破竹の勢いで「切断指再接着などマイクロ技術」「人工関節」「関節鏡」「脊椎外科技術、インスツルメント」の登場とその進歩などとても魅力的な分野でしたが、そのような魅力的な技術やハードの進歩は成熟してきました。
ハードが充実したこれからの整形外科医療は、ソフトの充実、すなわち「患者さんの満足」が第一命題となる時代に様変わりしつつあります。
患者さんの喜びは私たち医療人の喜びです。
医療のソフト面こそ、保存療法を主体に行っている日本臨床整形外科学会(以下本会)会員の本領を発揮できるフィールドです。
ハードが充実した整形外科医療で、さらにソフトが充実し発展すること、組織(tissue)が再生し大空に大きく無限の広がりに羽ばたく学会となることを目指して「再生と飛翔」とテーマを決めました。
基調講演は、「羽ばたく前に足元を見つめよう」と考え、整形外科医療の現在の立ち位置を再確認するため、整形外科医療の流れを熟知している本会藤野圭司元理事長にご講演をお願いしています。
教育講演を令和2年7月新潟大学整形外科学教室教授に就任した川島寛之教授に依頼しました。
会員各位にとりまして有益となる特別講演もいくつか企画しています。
シンポジウムでは、新潟で伝統的に研究している「手外科」「骨代謝(骨粗しょう症)」に関するシンポジウムを企画しています。
新潟の観光などはプロモーションビデオをご覧になっていただければ幸いです。
本会会員の先生方をはじめ、ご家族、メディカルスタッフ、多くの方々のご参加をお待ちしています。

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